ネイティブアメリカンフルートとは
ネイティブアメリカンフルートとは
 ネイティブアメリカンフルートとは、その名の通りネイティブアメリカン(アメリカ先住民)の縦笛である。インディアンフルート、ラブフルートとも呼称される。基本的には杉を材質に作られ、5〜7つの穴をもつものが多い。南米にはケーナという縦笛があるが、構造的な違いでいうとケーナは尺八に近く、インディアンフルートはリコーダーに近い。
 
 一般に、“ネイティブアメリカン”という人種を一括りにしてしまいがちだが、実際にはアパッチ族、ナバホ族、チェロキー族などの部族が無数におり、彼らは互いに文化も言語も異なる。その部族の数は、(分類の仕方によって異なるが)数百とも数千ともいわれている。そのような状況なので、笛の形態もまた無数に存在する。
 
 ネイティブアメリカンフルートの特徴といえば、吹き口と指穴の間にある“バード”と呼ばれる、鳥の形をした調節ブロックの存在であろう。このバード、他の笛に見られないこの笛ならではのものなのであるが、残念ながらバードがついていないネイティブアメリカンフルートもまた存在するので、これをもってネイティブアメリカンフルートのアイデンティティーと呼ぶことができないのがもどかしいところ。


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